我がマイボートの船長は自動操船アイパイロット

船釣りで釣果を伸ばすと言ったら魚がいるポイント探しが何より重要で、探し当てたら終わりではなくその場所にい続ける必要があります。

でも海上にいる以上潮や風の影響を受けて船は流されてしまいます。

レンタルボートではアンカー(いかり)を降ろしてその場の定点を守ることができますが、問題は10キロはあろうかと思うロープを使っての上げ下ろし作業。

その作業が一切不要になるのがこのアイパイロットです。

船が潮や風に流されないことが大事

初心者に心強いGPS自動操船アイパイロット

防波堤など岸釣りをしていた頃は、「沖で釣りすればたくさん釣れるんだろうな~」と思っていた私。

それほど防波堤での釣りは釣れないことが多くありました。

そこで手漕ぎボートのような貸しボートやちょっと大きめのレンタルボートに手を出してみたものの沖釣りをしていて防波堤より難しいと思ったのがその場を維持すること。

要は釣れるポイントが見つかったとしても潮や風の影響でどんどん船が流されてポイントがずれていってしまうのです。

そこでボートに常備されているアンカー(いかり)をロープで海底まで下して流されないようにする作業が発生します。

手漕ぎボートの先端にあるイカリとロープ

でも一般的にはそのポイントで釣れ続けることは多くない。

別なポイントに移動する場合は当然ロープを引っ張ってアンカーを引き上げなければならないし結構面倒。

ボート釣りで一番大変なのが、この体力を使う引き上げ作業。

プレジャーボートのように電動で巻き上げるアンカーが付いていればまだいい。

アイパイロット(左)とアンカー(右)

しも、手漕ぎボートのような小型ボートの場合、体勢に気を付けて引き上げないと海に落ちてしまう危険性さえあるため、女性とってはより気楽な作業ではないのは確か。

手漕ぎの小型ボート

防波堤と違い海の深さも10mから40mぐらいあるので、より深い場所では結構ツライ作業なのです。

遊漁船船長の操船操作がすごいと気づく

これまで数十年間、恐らく100回ぐらいは乗合船で釣りしてきて、潮で流されないように船長が前後に操船していることは何となくわかっていました。

というのも船長がアンカーを降ろしている姿を見た記憶がほとんどないからです。

なので実際にプレジャーボートを買って自分で操船してみてわかったのは、流されずその場所に維持する操船技術のすごさ。

船長の操船技術でいつも定点を維持してくれる乗合船

よく釣れるポイントでは複数の乗合船同士がそれほど間隔を空けずに止まっていることはよく見る風景です。

私に取っすればすごいことでアイパイロットなしではとても怖くてできないですね。

定点維持性能がスゴイ

その遊漁船の船長の操作を肩代わりしてくれるのが、ミンコタというメーカーの「アイパイロット」です。

これは一度電源を入れれば、GPS信号の位置情報を受信して後は両手手放しで潮にも風にも流されることなくその場で定点を維持してくれます。

定点を維持するためには潮流に対抗しなければならないと思うのですが、その潮流の強さに応じてプロペラの回転の強弱を自動で行ってくれるというものなのでスゴイの一言です。

プロペラの回転だけではなく、プロペラの向きもアイパイロット自身が首を振りながら方向を決めてくれます。

メーカーはMINKOTA

これは定点維持機能とは別ですが、首を何回転もさせてしまう操作をしてしまった場合、ケーブルが切れてしまうのではないかという不安がありますが、そこだけは気を付けてます。

なのでもしポイントに当たれば魚がいるその場所から勝手に流されるということはありません。

ただし仕掛けが真下に落ちていくということに対しては潮次第です。

ボートは流されないものの仕掛けが潮に流され糸が斜めになって釣りづらくなってしまうのかどうかはオモリの重量次第というのはあります。

この辺は操船どうのこうのではなく釣りの腕ということになるのではないかと思います。

エンジン不要、リモコン操作で移動可能

アイパイロットの機能は定点だけではありません。

まだすべての機能を知り尽くしているわけではないですが、前進や後進もできます。

定点維持も移動もリモコン操作で行います。

リモコン操作もアイコンマークのボタンがあるのでほぼ直感的に操作できます。

定点維持は「スポットロック」といういかり型のアイコンボタンを一度押すだけでGPS信号を受信して作動します。

アイパイロットのリモコン

移動もプラスとマイナスボタンでスピードを変えることができて、指定した矢印方向にむけて動き出します。

もちろんスピードはエンジンにはとてもかなわないですが、大体の感触で言えばYFR24のF130の場合微速前進ぐらいのスピードは出ているのかではと思われます。

アイパイロット作動中はエンジンを切っているのですが、少しポイントを移動したい場合はエンジンを掛けずにアイパイロットだけで移動することもあります。

アイパイロットの収納

アイパイロットを使用していない場合は通常シャフトを上げて収納しています。使用する場合は収納のロック解除をしてプロペラが付いたシャフトを海に降ろして使用します。

操船にはものすごく便利なアイパイロットですが、この上げ下ろしがほんの少しだけ面倒と感じる場合がありますが、ポイントを変えるなど大きく移動しない限りは、一日降ろしっぱなしということもあります。

燃費が良くなる

YFR24ほどの大きさとなれば燃料代もかかります。

車とは桁違いです。

ですが、アイパイロットを作動させてしまえば後はバッテリーからの電源供給で動いてくれるためその辺は燃費を気にしなくてもいいかもしれません。

沖でエンジンを止めるのは私みたいなまだボートに慣れない初心者にとっては勇気のいることですが、ソーラーとバッテリーが適正に作動していることを信じてエンジンを切っています。

YFR24のバッテリースイッチ

もしアイパイロットがない場合、アイドリングでもエンジンは回っているわけなのでかなり違うと思っています。

ハイブリッド車でもあるようにアイドリングストップのようなものに似てるので多少エコになっているのかもしれないです。

実際にエンジンがかかっているシチュエーションは、大幅なポイント移動と出航と寄港までの移動だけということになります。

ただその移動が一番燃料を使うのは言うまでもありません。

ソーラーをつけて電力不足の不安解消

そんなアイパイロットですが、取り付け費用込みの初期費用が安くないです。

私の場合はソーラーとインバーターの設置やバッテリーの増設、ついでに電動リールの電源コンセントまでコミコミで100万円を超えました。

アイパイロット自体の値段が結構高いので、そのほかの設置費用を含めると作業が結構大変そうなのでそんなのものではないかとも思いますが、ソーラーが架台に設置されたような決して見栄えが良いものでもないので高いのか安いのかこの辺は何とも言えません。

YFR24の薄型ソーラーパネル

ただソーラーが無ければエンジン始動に携わっているバッテリーからアイパイロットを動かすことになるので、バッテリー不足で頭がいっぱいになって釣りどころではなくなると思います。

そのためにソーラーはもちろん、エンジン始動の系統のバッテリーとは別にバッテリーを3つ増設しています。

価格・仕様など

アイパイロットにも海水や淡水の種類があるようです。

価格もそれぞれでYFR24につけたものはシャフトが60インチで電圧が24ボルトの定価で401.500円のものらしいです。